遠友だより
第
163
号 2012年
2
月1日
2年 国語 一行詩集「秋つれづれ」(1)
A.Kさん
私には秋の旅 山里に思い出が
家族旅行 まごといっしょにカメラの中
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A.Tさん
匂いなつかし 大通りの焼トウキビ
秋の月 澄んで心みすかれそう
* * *
I.Sさん
我が家を出 アメリカ経由でメキシコの目的地につく
48時間すいみん無しの強行軍 若がえった私
友と愛でし 紅葉も今年はこれでしめくくりかな
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O.Rさん
車窓から見える連峰 雪景色
日も暮れてまたたく星よ 君恋し
* * *
O.Hさん
親孝行する時すでに 親はなし
おぼえました マイクロシーベルト
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K.Tさん
遠友塾の友はとってもいいなあ いいです
兄貴もおれも ああ60代 いいとしになりました。
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S.Yさん
雪の朝 綿帽子が映えているナナカマドの実
今は健康が一番と高齢者の私は頑張る
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K.Kさん
塾がえり ひと風呂ビール妻わめく
枯葉ちる川藻に次の生誕生
* * *
S.Kさん
雲をながめつつみている秋の空
元気ですと 声がかえってくる一人ぐらしの人
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K.Tさん
初めての土いじり 収穫 夢を見る
まだ若い まだ若いと 息切らす
* * *
S.Mさん
紅葉を眺めながら 秋にサヨウナラ
娘よ!心配性すぎるママだけど 好きよといってくれてありがとう
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T.Yさん
秋まつり遠いあの夜のカーバイト
気付かずにかけて居ました ご迷惑
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T.Jさん
落ち葉はき 思い出すのは焼きいもか
兄弟げんか 見ている時はつらかった 今はとても懐かしい
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N.Kさん
毎朝庭に小鳥が遊びに来る 「おはよう」と声かける
太陽の光が家の中まで入ってくる 明るい 温かい
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H.Aさん
日本ハム球団 ヤット二位にすべりこむ
外出は 妻の三分の一である私
* * *
H.Tさん
遊歩道 葉が一枚、又一枚 ゆらゆら赤とんぼと回って来る
何かある時に夢に出て来てくれる母よ どうか心配しないでね
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