遠友だより
第146号 2009年11月25日
遠足 一年生感想文
思い出のこる遠足
I.Tさん
10月4日(日)心配していたお天気も、私達を歓迎してくれているような空模様です。
集合場所から約20分余り、遠足気分を味わいながら目的地に着いた。
三岸好太郎美術館は、昔一度見学したことがあったのに、記憶にあまりなく、今回はスライドに解説を添えていただき、絵画知識のない私にも、庶民的で大胆な絵筆の運びに、思わず心動かされた。
まもなく楽しい食事の時間。みんな色とりどりのお茶の中味やおやつなど、共に分け合って、和やかな雰囲気に胸がキュンとする幸せをおぼえた一瞬、教室とはまた違った思い出!
食後、またまた楽しいゲームで、ドキドキワクワク、思わず声を張り上げ子どもに戻ったような気持ち、みんなの心が一つになった…。
帰り道、遠友塾生になれた喜びと、無事故で終えた安堵の思いで、家路に向かった。
最後に、スタッフの皆様のお心づかいとご苦労に心から感謝申し上げます。
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K.Tさん
私は遠足に行って懐かしいと思いました。中学生の時以来だったからです。
お弁当の時、皆さんからおかずやフルーツ、しかもおやつまで分けてくれました。私はコンビニのおにぎりだったので、皆さんに分けていただいたので嬉しかったです。
そのあと先生方が考えてくれたゲームをしました。他のクラスの人と4チーム対抗のゲームでした。普通は1、2、3年生のクラスごとにやることを、クラスに関係なく、くじでチームを決めました。沢山の人と一緒にゲームが出来て良かったです。とてもいいことだと思いました。でも声だしゲームは恥ずかしかったです。
来年も参加したいです。
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遠足に行って
K.Nさん
遠足の日は天気も良く、外を歩くのが気持ち良かったです。美術館もゆっくり見ることができて、建物の中がとても落ちついた雰囲気で気に入りました。私もこういう所に住んでみたいなと思いました。
ゲームも楽しかったです。次回も参加したいです。
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遠足
K.Jさん
遠足を体験したのは、何十年ぶりでしょうか。思ってもみなかった遠足ができたことに喜びを感じています。
幸いにも雨も降らずに過ごせたことは、塾生の皆さんが、いきいきと楽しんでいる姿を見て、天からのごほうびではと、感じました。
また遠足によって、教室ではなかなか皆さんと交流する機会もないのですが、今回一緒に楽しい時間をもてたことは私にとって有意義な一日でした。
皆さんありがとうございました。
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63年ぶりの遠足
S.Uさん
私は小学校時代樺太に住み昭和23年に日本に引き揚げてきました。終戦後の樺太も大変な時代で、その中で遠足も経験しました。
どうやって手に入れたのか、母はお米の弁当を作ってくれました。お昼になって自分の箸を忘れたのに気がつき、先生はすぐ木の枝を折って箸を作ってくれました。樺太時代の話しをするたびに思い出します。戦争中からずっと学校には、男の先生はほとんどいませんでした。
引き揚げ後は学校に行けなかったので、私の小学校教育は、樺太の小学校の途中で終わりました。今回の遠友塾の遠足に参加しまして、当時の樺太と今をくらべ、さまざまな事がよみがえってきた一日でした。
ゲームなどに真剣になり我を忘れ、お昼はみなさんと一緒にお弁当を分け合い、楽しくいただき、また札幌にいながらも一度も足を運んだことのない、知事公館や美術館を案内していただきまして、とても良かったです。私は最初参加を迷ったのですが、大変よい思い出になりました。お忙しい中、先生やスタッフの皆さんにお世話になりました。ありがとうございます。
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はじめての遠足
N.Tさん
美術館では説明を聞きながら見ました。「赤い服」の少女のモデルになった方は今も健全と聞き、今のお元気な姿を一目見たいと思いました。
それから午後はゲームが始まりです。何をするか、私にできるかドキドキ。色分けカードはみどりです。動物カードを引いて、その鳴き声で自分の相手を探すゲームです。そして先生の合図で始まりました。
皆さん一生懸命、メイメイ、ワンワン、ニャーンニャーン、モウモウと、相手を見つけて大喜び、笑顔で手を取り合って飛び回ってました。そして相手を見つけた人から大きな木の下へ。本当に楽しいひとときでした。ありがとうございました。
雨の予報でしたが、少し待ってくれましたね。
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向陵中学校吹奏楽部定期演奏会を鑑賞して
二年生 H.Sさん
先週の授業のおりに吹奏楽の練習の様子を見せていただき、また鑑賞のお誘いの声をかけてくださいました。私の孫を見ているような幼さの残る可愛らしさに、ぜひ鑑賞してみたくなりました。見慣れた遠友塾の看板を見ながら体育館へ。私が学びし頃より小ぢんまりとした体育館での演奏は、不自由な私の耳にも力強く、リズミカルで、こんなにも楽しく、心弾む演奏が、まだ聞こえる幸せを肌で感じました。二部のパフォーマンスには、可愛らしさと楽しさに、私も自然に顔が綻んでしまいました。
耳が不自由なこともさることながら、ひとり歩きの外出には医者の制限があり、思うような外出はできませんが、余韻の残る帰宅の道すがら、また次回の演奏会も鑑賞してみたいなあ〜と今から心待ちにしている私です。この年になって、こんな楽しい機会に恵まれたのも、遠友塾との出会いのお陰です。向陵中学校吹奏楽部の皆様、素晴らしい演奏を楽しませていただき、ありがとうございました。
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