学校教室の試行使用
向陵中学校道徳の授業の感想文
VTR『もう一度学びたい』を見て、向陵中学校一年生が書いてくれた感想文からいくつかを紹介します。
私達が、普通にしている読み書きの勉強は、あたり前にやっているけれど、実は、勉強をやりたくてもできないという人がいるのだという事に、とても、びっくりしました。勉強は、もうあたり前になっているから、気軽に「あ〜、めんどうくさいな」などと言う人がいるけれど、よく考えてみると、勉強をしなければ、何もできないと言っていいほど、とても大切だという事に、気付く事ができました。なので、教育を受ける事ができる私達は、とても幸せなのだという事が分かりました。
勉強せずに大人になった人たちを見ると、みんながもう分かっている基本的な事が分からなかったりと、世の中に出てから、不便な部分が本当にたくさんあったので、とてもかわいそうでした。これほど勉強は、本当に、大切だという事、勉強している私たちは、とても幸せだという事を、改めて分かったので、これからも勉強の時間を、大切にしていきたいです。
* * *
VTRを見て、ぼくは、最初、字を書く読むは、あたり前だと思いました。しかしこの世の中には、学校にいけなく字を書けなくて苦しんだり死にたいという気持ちにもなってしまう人がいることを知って正直、ぼくは、学校にいけこのようにきちんと字を書けたり読んだり色々な事を学んだり出来て本当によかったと思いました。なのでその人たちの手助けを少しでも出来たらなと思いました。そして『夏休み中、学校を』という記事を読んで自主夜間中学がぼくの学校の向陵中学校で行われるを見てうれしかったです。これからもきちんと勉強をし学んでいきたいと思います。
* * *
とても感動した。理由があって行けなかった人が夜間中学のおかげで勉強ができてよかったと心から思います。
私は、学校に通っていたけれど、でも今回のVTRを見て今、学校に行けてるコトを「幸運な人だな」って思った。
現在、私は学校に通っているから、学校に行けない悲しみ、でも夜間中学で勉強できる喜びを、普通に「よかったね」と思っている。でも、その人たちにとって、私が思う喜びよりとても上で、言葉にできないくらいの幸せだと感じた。
このVTRを見て、学校に行けない人、行けなかった人たちのぶんまで、勉強を精一ぱいしたいと思う。
行けなかった人には、「いつか行ける日がくることを信じてほしい」と思いました。
* * *
僕は今日この道徳の時間で初めて夜間中学校というものを知りました。そしてこのVTRを見てなんて良いボランティアの活動なんだろうとすごく思いました。それに授業風景を見る限りみなさん楽しそうで勉強出来て嬉しいというのがすごく伝わって来ました。
僕はたまに、学校や塾がとても嫌いになる時があるのですが、勉強がしたくとも出来ない人がいるのに自分はなんて、ワガママを言っていたんだろうと思います。そして、自分は学校にプラスして塾まで行かせてもらっているというのは、とても幸福な事なのだということを改めて実感しました。
なので、これからは、学校の授業、塾の勉強を勉強出来ることが幸せな事だと感じながら一生懸命に取り組んでいこうと思います。
* * *
このVTRを見て、初めて“自主夜間中学”というもの、そこに通っている人がいるんだと知りました。勉強をしたくてたまらないのに、家庭の事情で勉強できずに大人になってしまった…。そんな方々がいるなんて知らなくて、「学校めんどくさいなー」といってることがある自分がとても恵まれててぜいたくなんだなと思いました。自主夜間中学で、一生けん命字を学んでいる人がいるのだから私ももっともっとがんばらなければいけないんだなと感じました。自主的に開いている中学なので、プリントなども手作りで大変なんだろうなと思いますが、ちゃんとこなしているスタッフさんたちもすごいなと思います。「勉強ができる喜び」を感じて日々がんばっていきたいです。この札幌遠友塾の話しを聞いて本当に良かったです。塾生のみなさん、がんばって下さい。
*こちらに掲載している受講生及びスタッフの文章・写真・音声は、本人の了解を得て掲載しています。
*著作権法で許されている私的使用のための複製や引用などを除き、複製・転用するさいは、必ず事前に札幌遠友塾にご相談ください。