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遠友(えんゆう)だより

第(だい)142号(ごう)　2009年(ねん)6月(がつ)3日(みっか)

２年(ねん) 国語(こくご)(2) （１年生(ねんせい)の時(とき)の作品(さくひん)）

詩(し)の朗読(ろうどく)

Ｓ．Ｒさん

声(こえ)に出(だ)して、詩(し)を読(よ)む。クラス全員(ぜんいん)で声(こえ)をそろえて詩(し)を読(よ)む。初(はじ)めての体験(たいけん)だった。声(こえ)に出(だ)すことで、言葉(ことば)の美(うつく)しさに気付(きづ)く。みんなで声(こえ)をそろえることで、リズムを体感(たいかん)する。

詩(し)を読(よ)むことが楽(たの)しくなった。これからも、みんなでいろいろな詩(し)を読(よ)む機会(きかい)を、ぜひたくさん作(つく)ってほしいと思(おも)う。

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わたしの趣味(しゅみ)

Ｔ．Ｙさん

わたしは、山登(やまのぼ)りが好(す)きです。特(とく)に北海道(ほっかいどう)の山(やま)は、四季(しき)の移(うつ)り変(か)わりがとても早(はや)く、冬(ふゆ)から春(はる)になる時(とき)の、雪(ゆき)どけと同時(どうじ)に、新緑(しんりょく)ときれいな花(はな)たちが競(きそ)い合(あ)い、山歩(やまある)きの楽(たの)しさと、自然(しぜん)の空気(くうき)がとてもおいしいです。

そして、小鳥(ことり)のさえずりと、さわやかな風(かぜ)の音(おと)で疲(つか)れも取(と)れ、食(た)べ物(もの)もおいしくて、楽(たの)しみの一(ひと)つです。

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わたしの趣味(しゅみ)

Ｔ．Ｓさん

わたしの趣味(しゅみ)は、押(お)し花(ばな)作(づく)りです。

春(はる)夏秋(なつあき)と色々(いろいろ)、花(はな)が咲(さ)き、花(はな)をつんで押(お)し花(ばな)にしておきます。それをガクハガキに使(つか)って、お友達(ともだち)にお便(たよ)りを書(か)いています。

今年(ことし)も雪(ゆき)がとけたら、花(はな)を見(み)に行(い)って、この花(はな)はどこへ使(つか)うか考(かんが)えるのが鍬(くわ)です。春(はる)が待(ま)ち遠(どお)しいこの頃(ころ)です。

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百(ひゃく)八(はち)十(じゅう)度(ど)変(か)わった人生(じんせい)

Ｔ．Ｎさん

わたしは、後(こう)３ヵ月(かげつ)で３回(かい)目(め)の成人(せいじん)式(しき)を迎(むか)える年(とし)になりましたが、42歳(さい)の時(とき)に交通(こうつう)事故(じこ)により、命(いのち)ある限(かぎ)り車椅子(くるまいす)の生活(せいかつ)を余儀(よぎ)なくなってしまいました。

運転(うんてん)していたのは、同僚(どうりょう)の若(わか)い人(ひと)。私(わたし)は助手(じょしゅ)席(せき)。「スピード出(だ)すな」と何(なん)度(ど)も注意(ちゅうい)をしたのですが、聞(き)き入(い)れてくれずに、対向(たいこう)車(しゃ)と正面(しょうめん)衝突(しょうとつ)になると思(おも)った瞬間(しゅんかん)、「危(あぶ)ない、ぶつかる」と声(こえ)を出(だ)した後(あと)のことは記憶(きおく)にありません。自分(じぶん)がなんで救急(きゅうきゅう)車(しゃ)に乗(の)っているのか分(わ)かりませんでした。「名前(なまえ)は、住所(じゅうしょ)は」と聞(き)かれても、ショックで意識(いしき)がもうろうとしていて、答(こた)えられませんでした。

体(からだ)の色々(いろいろ)な部分(ぶぶん)が痛(いた)くなり、目(め)が覚(さ)めたら病院(びょういん)のベットの上(うえ)で、身動(みうご)きができない状態(じょうたい)でした。後(あと)で聞(き)くと、対向(たいこう)車(しゃ)を避(さ)けるのに林(はやし)に突(つ)っこみ、太(ふと)い杉(すぎ)の木(き)にぶっつけて車(くるま)を止(と)めたと。でなければ２メートル先(さき)は崖(がけ)で、そこから落(お)ちていたら、二人(ふたり)とも死(し)んでいたかもしれないと聞(き)き、驚(おどろ)きました。

長期(ちょうき)に渡(わた)り入退院(にゅうたいいん)の繰(く)り返(かえ)し。又(また)正月(しょうがつ)は、２年(ねん)続(つづ)けて一人(ひとり)淋(さび)しく泣(な)きながら過(す)ごした時(とき)もありました。約(やく)８年(ねん)近(ちか)くも続(つづ)いたリハビリにも、歯(は)をくいしばり頑張(がんば)ってきました。

今(いま)は、ヘルパーさんの力(ちから)をお借(か)りしながらの生活(せいかつ)ですが、明(あか)るく楽(たの)しく生(い)きています。あの日(ひ)命(いのち)が助(たす)かって本当(ほんとう)に良(よ)かったと思(おも)っています。いつまで命(いのち)があるか分(わ)かりませんが、日々(ひび)大事(だいじ)に生(い)きていこうとい聞(いき)かせておりますが、すでにもうろくが始(はじ)まっているようで、物忘(ものわす)れが進(すす)んできています。いよいよオンボロになっているのかな？

内科(ないか)に行(い)けば色々(いろいろ)な病名(びょうめい)がつきますが、先生(せんせい)は「すべて加齢（カレイ）、カレイ」と言(い)いますが、たまにはハヤシもあるでようと言(い)ってほしいな。

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工藤(くどう)代表(だいひょう)のこと

Ｎ．Ｋさん

先日(せんじつ)の新聞(しんぶん)に、泣(な)きながら写(うつ)っている工藤(くどう)代表(だいひょう)を見(み)て、長(なが)い間(ま)ご苦労(くろう)されいろんな事(こと)を思(おも)い出(だ)された涙(なみだ)なのだと感激(かんげき)してしまいました。

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わたしの趣味(しゅみ)

Ｈ．Ｔさん

わたしは読書(どくしょ)が好(す)きです。これときまっていないのですが、読(よ)むのが好(す)きで、本(ほん)がたくさんたまっても捨(す)てられなくて困(こま)っています。

遠友(えんゆう)塾(じゅく)で勉強(べんきょう)するのを、とても楽(たの)しんでいます。これからもいろいろなことを楽(たの)しんでいます。これからもいろいろなことを学(まな)んでいきたいと思(おも)っています。

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踏(ふ)まなければ通(とお)れぬ

Ｈ．Ｍさん

セ(せ)ーラ(ら)ー服(ふく)に身(み)を包(つつ)み、恩師(おんし)に感謝(かんしゃ)の「仰(あお)げば尊(とうと)し」を歌(うた)った中学(ちゅうがく)の卒業(そつぎょう)式(しき)も、私(わたし)の記憶(きおく)の中(なか)の奥深(おくふか)くセピア色(いろ)になっているでしょう。卒業(そつぎょう)の時(とき)、社会(しゃかい)の先生(せんせい)が贈(おく)る言葉(ことば)と題(だい)して「踏(ふ)まなければ通(とお)れぬ道(みち)、尚(なお)も続(つづ)く白(しろ)い道(みち)」と、サイン帳(さいんちょう)に書(か)いてくださいました。

私(わたし)はこの言葉(ことば)が大好(だいす)きで、時(とき)に触(ふ)れ折(お)りに触(ふ)れ半(はん)世紀(せいき)思(おも)い出(だ)す事(こと)が多(おお)く、いつの頃(ころ)からか、私(わたし)の生(い)きる糧(かて)となっておりました。胸(むね)をときめかして歩(ある)いた道(みち)、子供(こども)を背負(せお)い手(て)をつないで歩(ある)いた道(みち)、苦(くる)しさ悲(かな)しさに倒(たお)れそうになった時(とき)、ここで倒(たお)れたら人(ひと)に踏(ふ)まれてします、少(すこ)しでも明(あか)るい道(みち)に出(で)ようと暗中模索(あんちゅうもさく)で歩(ある)いた道(みち)もありました。

夫(おっと)と歩(ある)き始(はじ)めた道(みち)は、道標(みちしるべ)がない果(は)てしなく遠(とお)い、息(いき)を切(き)らせながら歩(ある)き、川(かわ)に架(か)かる一本(いっぽん)の丸木橋(まるきばし)を渡(わた)り、今(いま)少(すこ)し平坦(へいたん)な道(みち)を歩(ある)いているような気(き)がしております。

人生(じんせい)には上(あ)がり坂(ざか)、下(くだ)り坂(ざか)、まさかの坂(さか)もあることも知(し)りました。どの道(みち)も一生懸命(いっしょうけんめい)歩(ある)きましたので、靴(くつ)底(そこ)は減(へ)り、足腰(あしこし)は痛(いた)みます。私(わたし)はこりずに今(いま)やり残(のこ)した学(まな)びの道(みち)を、想像(そうぞう)もしていなかった学習(がくしゅう)作業(さぎょう)に悩(なや)みながら、最後(さいご)まで諦(あきら)めずにやりとげる事(こと)を目標(もくひょう)に、たどたどしい足取(あしど)りながら、恩師(おんし)を偲(しの)び歩(ある)いている途中(とちゅう)です。

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遠友(えんゆう)塾(じゅく)に入学(にゅうがく)して

Ｈ．Ｆさん

今(いま)まで新聞(しんぶん)などで夜間(やかん)中学(ちゅうがく)の記事(きじ)を見(み)ては決心(けっしん)がつかず、昨年(さくねん)入学(にゅうがく)させていただき充実(じゅうじつ)した１年(ねん)でした。工藤(くどう)代表(だいひょう)を始(はじ)め、諸(しょ)先生(せんせい)方(かた)スタッフの皆様(みなさま)の優(やさ)しさに接(せっ)して、覚(おぼ)えの悪(わる)い、すぐに忘(わす)れいる私(わたし)を、教(おし)えてくれてありがとうございます。

２年生(ねんせい)になって、ますますお世話(せわ)になります。よろしくお願(ねが)いします。４月(しがつ)より向陵(こうりょう)中学校(ちゅうがっこう)での授業(じゅぎょう)、とても嬉(うれ)しく思(おも)っております。

仲間(なかま)の皆様(みなさま)も優(やさ)しく、１週間(しゅうかん)が楽(たの)しみです。

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