じっくりクラスの作文発表
私と学校
札幌遠友塾 桑山玉枝
7月2日の「はじめの会」で、向陵中学校で、夏休みに、勉強できると聞いた時に、とび上がるほど嬉しかったです。何ども学校を見に行きました。電車をおり、出口を探し、大通りの方へ帰る人たちのために、地下道を通って一番出口のエレベーターのばしょを確かめました。当日は、24軒駅で横山先生と会い、28丁目駅にいっしょに行きました。先頭の電車に乗り、おりたら向かいのホームに、じっくりクラスの皆さんが待っていてくれました。エレベーターで上に行きました。学校の前に遠友塾のほかのクラスの皆さんがおりました。玄関に入ると、げたばこがあり、これが学校のげたばこだと、懐かしかったです。太田さんと、トコさんと一緒に、階段を上がった時、急ぎすぎて体がさきで足がすすまず、転んでしまいました。太田さんに「そんなに急がなくても」と、笑われました。教室に入り机にむかい、椅子にこしをかけたとたん、胸がいっぱいになり、涙がとまらなくなりました。テレビきょくの方に、何を聞かれたのか思い出せません。私が小学校一年まで行った学校は教だんがありました。ろうかに、オーバーなどかけるところがありました。向陵中学校には、教だんがなく、教室の後ろに、物かけがあり、本棚もありました。勉強は遠友塾に来て初めて工藤先生に教えていただいた数学と、同じでした。なつかしく思い出しました。帰りはトコさんふさ子さん太田さんと、NHKのアナウンサーの方といっしょに一番出口まで行き、私は地下道をとおって二番ホームにまわり手をふって別れました。
この学校で勉強できるようになればいいなと、思いながら、ふさ子さんのためにもエレベーターがあるといいなと、願いの心で帰りました。
資生館小学校は、玄関は学校でしたが、教室に入ったらホテルみたいなきれいなカーテンで、「ここが学校とは」と、びっくりしました。皆さんとにぎやかにお昼ご飯をたべ、泉先生からいただいたつけ物がとてもおいしかったです。その後向陵中学校で勉強した教室の絵を、皆さんとかき楽しかったです。70年ぶりの学校は本当にうれしかったです。たくさんの方のおかげで向陵中学校と資生館小学校を使わせていただくことができ心から感謝いたします。ありがとうございました。
▲桑山さんの発表
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