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全国夜間中学校研究大会(ぜんこくやかんちゅうがっこうけんきゅうたいかい)

第(だい)60回(かい)　全国(ぜんこく)夜間(やかん)中学校(ちゅうがっこう)研究(けんきゅう)大会(たいかい)参加(さんか)報告(ほうこく)

2014年度(ねんど)

全夜中(ぜんやちゅう)研(けん)に参加(さんか)して

札幌(さっぽろ)遠友(えんゆう)塾(じゅく)受講(じゅこう)生(せい)３年(ねん)　大内(おおうち)理(さと)詩(し)

釧路(くしろ)や函館(はこだて)の夜間(やかん)中学(ちゅうがく)の交流会(こうりゅうかい)には参加(さんか)しましたが、今回(こんかい)、全国(ぜんこく)の夜中(やちゅう)研(けん)に参加(さんか)しとても刺激(しげき)をうけました。特(とく)に、3人(にん)の方(かた)の体験(たいけん)発表(はっぴょう)は生(なま)で聞(き)くことができ、とてもよかったです。

大阪(おおさか)の木下(きのした)さんは親(おや)や兄弟(きょうだい)の事情(じじょう)、貧困(ひんこん)などの理由(りゆう)で勉強(べんきょう)ができず、苦労(くろう)されたことが話(はな)されました。また、広島(ひろしま)の沖本(おきもと)さんは中国(ちゅうごく)から来(こ)られ、仕事(しごと)と勉強(べんきょう)の毎日(まいにち)にくじけず、今(いま)は新聞(しんぶん)を半分(はんぶん)読(よ)めるようになったと日本人(にほんじん)の夫(おっと)に感謝(かんしゃ)していました。

最後(さいご)に、フィリピンから来(こ)られた東京(とうきょう)のセルバンテス・ラニーさんは兄弟(きょうだい)の教育費(きょういくひ)や両親(りょうしん)の医療費(いりょうひ)を稼(かせ)ぐため、朝(あさ)から晩(ばん)まで働(はたら)きづめの毎日(まいにち)でした。夜間(やかん)中学(ちゅうがく)に通(かよ)い、仲間(なかま)と知(し)り合(あ)うことで未来(みらい)への夢(ゆめ)を持(も)つことができたと話(はな)されました。今(いま)、こうして語(かた)られるのはすごいことだと思(おも)いました。

また、スカイツリーのふもとにある文(ぶん)花(か)中学(ちゅうがく)の授業(じゅぎょう)見学(けんがく)も、札幌(さっぽろ)遠友(えんゆう)塾(じゅく)とは違(ちが)う風景(ふうけい)（ほとんどの生徒(せいと)さんが外国人(がいこくじん)でした）を見(み)せてもらい、楽(たの)しかったです。このような体験(たいけん)をさせていただき感謝(かんしゃ)しています。ありがとうございました。