義務教育等学習機会充実に向けた「超党派参加・国会院内の集い」
参加者感想
じっくりクラススタッフ 神崎かをる
8月3日、ぎらぎらと暑い太陽が照りつけ、蝉が大合唱する中を、私達4人は、ホテルから議員会館へと向かいました。
道路の要所要所には、警察が立っていて、さすが永田町、という印象です。議員会館では、通行証をもらってゲートを通るという、ものものしい雰囲気です。一旦受付を済ませ、地下の食堂で昼食をとることにしました。フサ子さんは、発表の直前まで、不安と緊張のかたまりで、食欲はありませんでした。
集会が始まると、議員さんたちの挨拶や名前の紹介があり、党を超えて、多くの議員さんがかかわってくれているのだと、うれしく思いました。また、呼びかけ人代表の池坊保子議員さんの、「なんとしても、この法案を成立させたい」との熱いお言葉が、頼もしかったです。
体験発表は、北海道から沖縄まで、全国から7名の夜間中学の卒業生と生徒さんと、福島の夜間中学のスタッフ1名の方達の発表でした。皆さんのお話は、どれも、大変なご苦労をされたこと、そして学びを得た喜びを、涙と共に話されていました。話しを聞きながら、遠友塾の受講生さん達の顔が浮かんできました。
集会が終ってから、全国夜間中学校研究会の先生方から労いの声をかけられ、又、他の発表者とも交流し、新たな力をもらったのではないかと思います。
集会では、夜間中学関係者のみならず、教育界の識者の方のお話しもあり、学びの場の重要性を訴えていたことも大きな励みになりました。多くの人に、喜びと幸せをもたらす、学習環境の整備が進むことを切に願って、会場をあとにしました。
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