行政への要望
札幌市長との話し合いの報告
2011年11月25日(金)、札幌市長と話し合いをしましたが、そこには札幌市教委教育長、生涯学習部長、生涯学習推進課長も同席しております。
その話し合いの内容をつぎの三点にまとめております。
- 学校との関係については、市教育委員会が窓口として遠友塾の情報提供を学校側におこない、夜間中学としての授業運営を支援する。
- 生徒や地域との交流については、市教育委員会としても学校などと調整し検討していく。
- 市長、市教育委員会ともに、遠友塾の夜間中学校としての役割や活動の意義を積極的に理解しており、今後も遠友塾と市長、市教育委員会との話し合いを継続させてゆく。
窓口レベルの話合い
市長との話し合いを終え、その内容の確認のため、12月9日(金)に、札幌市教委生涯学習推進課と窓口レベルの話合いをおこなっております。
(札幌市教委の出席者は、課長、係長、主査の3名です。北海道に夜間中学をつくる会から、事務局長、事務局次長、札幌遠友塾副代表の4名で話し合いをしております。)
市長との話し合いの三点のまとめについて、双方で文言の確認をしております。
その上で、窓口での話し合いにおいて、つぎの三点を要望しております。
- 札幌市教育委員会のホームページに、年2回ほど札幌遠友塾の活動を載せることができないだろうか。
- 学校長期休暇や土曜日に、遠友塾の特別授業などをおこないたい。そうすれば、学校の生徒や教師、地域の人々に参加を呼びかけることができるのではないだろうか。
- 遠友塾受講生に、理科の授業を望む声があるので、学校の理科室を使うことができないだろうか。
なおこれらのことで、向陵中学校に関することは後日、札幌市教委と向陵中学校、札幌遠友塾・北海道に夜間中学をつくる会との三者協議を開いて話し合います。
また、市教委として、教室に網戸をつけることは、多額な費用がかかるが、その予算見積もりをふくめ、実現のために何らかの結論を12月年内に出すとの意向が示されました。
私たちからは、多額な費用を掛けない、簡易なその都度脱着できるようなものでかまわないとの申し入れをしております。
教育長が札幌全市的な学校行事への遠友塾参加についても、案内するとの発言をされたことに、市教委窓口からの返答はつぎのようです。
『全市的な学校行事などへの遠友塾の参加につきましては、現在は該当する事例はありませんが、今後参加可能な行事等があった場合には、ご案内させていただきたいと考えております。』