札幌遠友塾自主夜間中学 20年の集い
全道自主夜間中学の紹介
▲全道自主夜間中学のなかまたちの紹介(左から旭川4名、釧路2名、函館2名のみなさん)
旭川遠友塾
旭川からまいりました4名です。私はスタッフで、こちら3名が受講生、1年生が2名と2年生が1名ということで、旭川は去年発足させていただきまして、まだ2年目ということで、今日お話を聞いた限りでは、札幌のこの20年の歩みといいますか、築きあげたものに、ただただ感動して、札幌は素晴らしいね、素晴らしいはずだ、20年やっているわけだから。旭川はまだ1年半だと。でも20年後には、札幌と負けないくらい頑張りたいなと、そういう思いで今日は聞かせていただきました。ほんとうにありがとうございます。
函館遠友塾
こんばんは。函館遠友塾からスタッフ二人でやってまいりました。函館はまだこの4月に始めたばかりですので、本当に生まれたての赤ちゃんみたいなものです。それでも札幌の話をいろいろずーっと去年の準備段階から聞かせてもらってましたので、それに負けないようにという思いはあるんですけれど、なんせ始めたばかりで、いろいろな矛盾がそこらじゅうに出てくる。そういう中で、それでも少しずつでも新しい試みをしていまして、他では多分まだされてないのかな、月に1回給食とか簡単な軽食を食べる場所を作ってあるとか。今度遠足も皆で温泉に行こうと思っています。10月に予定をしてますけど。そんなことも含めて、ほんとぼちぼちとやっていきたいなと。やはり会場問題というのはどこも抱えているみたいですが、うちも今は一部屋で50人、塾生50人にスタッフが入ってと何とかやってますが、さて来年からどうなっていくのかなと、今悩んでいます。そんな課題をかかえながらもやっていきますので、みなさんよろしくお願いします。
釧路「くるかい」
釧路くるかいの佐久間です。なにをお前はやっているのか。毎週毎週、この学習者にはこのスタッフをと組み合わせを作る仕事をやっています。忙しいことこの上ない。しかもちゃんとやれて当たり前。先ほど汽車の中で、後藤さんひとこともそんなこと言わないのに。この場になって、僕の方を睨みながら一対一で、支援者と意見が合わなないことをいう、やあやあ、まいりました。本当にそのとおりであります。毎日それで苦しんでおります。それで10月に向けて今何をしているかと言うと、一対一に無理が来たので、少しカーブを描いてグループとグループにして、国語なら国語、おなじものを目指している人を出来るだけ集めて、支援者も、年配の人も学生さんもグループを組んで、そこで責任者を決めて、臨機応変に学習者同士が相談しながら、そして支援者も一対一で良いものはそのままで生かす。そうでないものは集団指導でと、こんなことをやってみようと。先ほど函館さんがおっしゃられた通り、本当に見えないもので、釧路港からでる船のごとく、霧の中に船出するもんですから、何が何だかわからない。大変いい話を率直に聞かせてもらいました。みなさんおそらく聞いていて、釧路の会場が眼に浮かんだんではないか、そういうふうに思うんですけれど、深く深く反省して、時間が今日ありましたら、こうしたらいいよ、こういったものをぜひぜひ聞かせていただきたい。それを背負って帰りの汽車「おおぞら」に乗り込みたいと思います。
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