行政への要望
|札幌市議会議長への陳情|
平成19年11月15日
札幌市議会議長 畑瀬 幸二 様
義務教育を受ける機会が実質的に得られていない人たちへの
修学保障を求める陳情
札幌市豊平区西岡5条13丁目7-5
札幌遠友塾自主夜間中学
代表者 代表 工藤 慶一
北海道に夜間中学をつくる会
代表者 共同代表 工藤 慶一
011-584-3369
要旨
- 札幌遠友塾自主夜間中学に対する学校教室の提供と財政的支援を求めます。
- 北海道におけるセンター校の役割を担う公立中学校夜間学級を札幌市に設置することを求めます。
理由
- 札幌遠友塾には、戦争、貧困、病気など学齢期に修学することのできなかった中高年齢者、中国帰国者などが学びの気持ちをもって、集い来ております。
札幌遠友塾は1990年に開講し、これまでに253名の卒業生を送り出しました。本年度も、85名が受講しており、受講生は増えており減少することはありません。
これら学びの気持ちを強く持ちつづけてきた人たちが、基礎的、基本的な学力、読む、書く、話す、聞く、計算する学力を育くむ「学びの場」を安心して持つことができるよう学校教室の提供と財政的支援を求めます。
- 国勢調査(2000年10月)では、義務教育を受ける機会が実質的に得られていない人たちが、北海道では大阪府についで2番目に多いという結果でした。しかし、こうした人たちを受け入れる公立中学校夜間学級は、北海道には一校もありません。(ちなみに、大阪府では11校も設置されています。)学ぶ場を保障するため、札幌市に設置するよう求めます。
また、広い北海道の特殊性から、今後各地で自主夜間中学校の開設が予想されます。その際、指導助言できるよう、上記の公立中学校夜間学級に北海道におけるセンター校の役割機能を持たせることを求めます。
(※実際の提出書類には振りがなはありません)
|札幌市議会議長への陳情|