[ 札幌遠友塾(さっぽろえんゆうじゅく) ] 夜間中学生交流の場　向陵中学校との交流

学校(がっこう)教室(きょうしつ)の試行(しこう)使用(しよう)

伊藤(いとう)フサ子(こ)さんから、向陵(こうりょう)中学校(ちゅうがっこう)へお礼(れい)の手紙(てがみ)

こうりょう中学校(ちゅうがっこう)のみなさんへ

２学(がっ)きがはじまり、元気(げんき)にべんきょうしていることとおもいます。

なつやすみ中(ちゅう)、みなさんの学校(がっこう)にいき、生(う)まれてはじめて学校(がっこう)のきょうしつでべんきょうすることができました。「これが学校(がっこう)なんだな。」とかんどうし、たった２回(かい)だけでなく、ずうっときょうしつでべんきょうできたらと、つよくおもいました。こくばんも、けいじぶつも、みるものすべてがはじめてなので、どきどきしました。ここでべんきょうできるみなさんがほんとうにうらやましくおもいました。

みなさんがかいたさくぶんをよませてもらいました。たくさんの人(ひと)がしんけんにかんがえ、さくぶんをかいてくれて、とてもうれしかったです。１人(り)１人(り)わたしたちのことをおもっていっしょうけんめいかいてくれたのがつたわってきて、よみながらなんどもなきました。ほんとうにありがとう。

わかいときはなんでもきゅうしゅうできるので、今(いま)しかできないことをいっしょうけんめいしてほしい。人(ひと)は１人(り)では生(い)きていけないけど、なかまがいるとがんばれることもある。だから友(とも)だちをたいせつにしてほしい。今(いま)いろいろなことでくるしんでいる人(ひと)もいるとおもうけど、いつかいいことがかならずくる。それをしんじてのりこえてくださいね。私(わたし)もまけないで、これからもべんきょうをがんばりたいとおもいます。みなさんがかいてくれたさくぶんは私(わたし)のたからものです。私(わたし)が死(し)んだらおかんに入(い)れて、いっしょにもやしてもらうつもりです。

それではたのしい学校(がっこう)せいかつをおすごしください。

2008.9.3

伊藤(いとう)フサ子(こ)

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