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2026年度特別授業が行われました

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2026年9月30日(水曜日)の18時から、札幌市教育文化会館305号室で、「水俣から学ぶ」というテーマで特別授業が行われました。

授業の前半は、「『水俣』を子どもたちに伝えるネットワーク」の札幌窓口を担当する、札幌遠友塾事務局長の中島圭子さんから、「水俣病事件史」が紹介されました。「水俣病」は「化学物質」が原因となった初めての公害病であること、さらに水俣周辺地域での被害の拡大によって、国と患者側との間で、現在も裁判が続いていることなどが説明されました。

後半は、「今、水俣から伝えたいこと『水俣病から宝物を伝える胎児小児性患者の挑戦』」と題して、「きぼう・未来・水俣」の代表理事で35年以上水俣病患者の支援にかかわってこられた加藤タケ子さんと、「水俣病胎児性小児性患者・家族・支援者の会」の代表で、自らも胎児性水俣病の当事者の松永幸一郎さんがお話をされました。

加藤タケ子さんは、水俣病の原因となった工場からの排水に含まれる「有機水銀」が、9年間も海に流され続けた結果、その海の魚を食べた住民が健康被害を受けた「食中毒事件」であると説明。推定患者は50万人ともいわれる中で、認定されている患者は3,000人くらいしかいないこと、水俣から転居した人々にも健康被害が出て、関西など多くの地域で裁判が起こされたこと、水俣病患者の支援団体「ほっとはうす」を立ち上げてから現在の「きぼう・未来・水俣」に至るまでの活動が報告されました。

松永幸一郎さんは、高校まで養護学校に通い、20歳で水俣病と認定を受けました。30代の頃までは自転車に乗っていたのですが、40代の頃から足の痛みがひどくなり、その後も身体機能の低下が続き、15年ほど前から車イスの生活になってしまったそうです。「チッソが工場排水を少しでも早くやめていれば、自分の被害はなかった、違う人生を歩んでいたかもしれない」と話されました。

講演終了後、受講生を代表して3年クラスの山上睦子さんが、講師のお二人に、言葉を詰まらせながら、水俣病の恐ろしさを知る貴重な機会をいただいたことにお礼を述べて、特別授業は終了しました。受講生、スタッフともに、水俣病が奪ったものと、宝物を与えたものをきちんと理解することがいかに大切かを、深く学んだ授業となりました。

特別授業の様子写真1
中島圭子さんからの説明
特別授業の様子写真2
水俣病の写真展示
特別授業の様子写真3
加藤タケ子さん(左)と松永幸一郎さん(右)の講演
特別授業の様子写真4

札幌遠友塾
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連絡先(事務局)
〒062-0912
札幌市豊平区水車町4丁目2-24-302
中島 圭子 宅

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