
遠友塾をささえて下さる皆様へ
《年度末通信》
2008年3月31日
【年度末通信PDFはこちら (PDF/128kb)】
こんばんは。例年になく春の訪れが早く感じられる今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。18年目の遠友塾は、受講生の学びの深まりと支援の輪の広がりを例年以上に実感した1年間となりました。つつしんで、そのご報告と次年度へ向けてのお願いを申し上げます。
2007年度活動報告
(1)教育文化会館で授業を行うとともに、教室確保をめざし精力的に要請を行いました。
今年度から会場を教育文化会館に移し、授業を行いました。会場使用料の半額減免が認められ、教材保管スペースも拡充するなどの授業環境の改善がありました。しかし、全国にある他の夜間中学と比べ、学校教室が使用できないために、受講生がよりよく学べる環境づくりに限界があるのも事実です。
遠友塾は「北海道に夜間中学をつくる会」(「つくる会」)とともに、札幌市及び札幌市教育委員会に遠友塾が学校の教室を使用できるようより一層強く要望してまいりました。市議会の文教委員会にて1月23日に工藤代表の陳述が行われました。この間、党派を超え多くの道議、市議から賛同を得ることができました。現在、札幌市教育委員会と使用場所の決定に向けた交渉が大詰めを迎えております。一時期、札幌大通高校の名前が一部報道で取りざたされましたが、2010年3月廃校予定の札幌星園高校の空き教室の確保を軸に調整を進めております。
また、札幌弁護士会より遠友塾18年間の努力が認められ「人権賞」をいただきました。
(2)引き続き授業の充実をはかりました
今年度は、5月9日から3月12日まで37回、74時間の授業を実施しました。新入生は29名でした。3月21日の卒業・修了式をもって17名が卒業しました。4月11日のスタッフ説明会を経て約20名がスタッフとして新たに登録されました。さらに、年度途中でもスタッフ希望の申し出が後を絶たず、現在68名がスタッフ登録されております。なお今年度は、1年クラス、2年クラスから1名ずつ定時制高校への進学がありました。
じっくりクラスでは、作文(自分の生い立ちをつづる)に力が入り、3月5日の発表会では4名の受講生がそれぞれ20分余りになる自分史を発表し、集まったクラスメイトやスタッフの感動を呼びました。3年クラスでは、卒業文集の内容が充実し、一人ひとりの生い立ちや想いが豊かに表現された内容になりました。これは、卒業した17名全員が皆勤賞という、休まず通い続けた努力のたまものです。1年クラスでは、若年の受講生も交え和気あいあいとした雰囲気で授業がすすみました。2年クラスでは、季節の野菜についてかぶり物をしてユーモアを交えて紹介するクリスマス会の発表に、受講生の個性がいかんなく発揮されました。
また、教材や事務作業の共有化も進行中で、札幌市民活動プラザの事務ブースを2008年度も引き続き借りることになりました。さらに、その日の授業の反省を次の授業にすぐ活かせるよう授業終了後の10分程度を使い、クラスミーティングを今年度より全クラスで実施しました。ウェブサイトの内容も日々、進化し続け、新たな問い合わせ窓口としても機能しております。
2008年度へ向けて(お願い)
(1)2008年度の日程
入学式は4月30日、授業開始は連休明けの5月
7日です。(会場は教育文化会館です)
(2)賛助会費納入について
これまでの賛助会員の皆様、新たに遠友塾の趣旨及び取り組みについて賛同いただける方の賛助会費の納入をお願いいたします。このたび、よりわかりやすくするため、会費を改定させて頂きました。会費は、年間 一口2000円(何口でも)となります。
なお、2007年度決算書及び2008年度予算書は新年度の受講生数が確定次第お送りいたします。
(3)希望に応じ、通信による賛助会員の氏名公開を進めます
また、皆様からのご支援への感謝の気持ちを込め、次年度より了解の得られた会員から順次、「遠友だより」またはこの通信に会員の氏名を掲載することになりました。会費を納入される時に氏名公開のご意志をお知らせ下さい。
※口座振り込みの場合、通信欄に「( ) 賛助会員向け通信、「遠友だより」へ名前をのせてかまわない。」という内容がありますので、その可否(○、×)を( )に記入願います。
今後とも、遠友塾へのご支援のほどよろしくお
願いいたします。
賛助会員・スタッフ募集のページもあわせてご覧ください。
2008年3月31日